《生産者について》
パスカル・クレマン氏はポマール村にあるブドウ栽培家の出身。しかし相続する畑がなかったため、若くからワイナリーで経験を積みました。
特にその方針を決定づけたのが、1990-1994年まで働いた「コシュ・デュリ」での経験です。ブルゴーニュの白ワインにてトップクラスの人気と希少さを誇るこのドメーヌにて、当主ジャン・フランソワ・コシュ氏から直々にワイン造りの哲学とノウハウを学びました。
その後メゾン・シャンソンやドメーヌ・ベルヴィルで働いたのちに、サヴィニー・レ・ボーヌにパスカル・クレマンを設立しました。
2015年には自社畑も取得しましたが、ベースとしては信頼できる農家からブドウを購入するネゴシアンです。
パスカル・クレマンのワインのスタイルは、一言でいうなら「還元的」。シュール・リー熟成に由来するポジティブな澱(おり)の香りが支配的です。オーク樽熟成の風味があまり前に出ることはなく、非常に上品で端正なもの。ハリのある酸味と緊張感のある雰囲気が心地よく感じます。
それはまさにコシュ・デュリに通じるものがあり、ピエール・イヴ・コラン・モレのワインが好きな方も気に入るでしょう。
《このワインについて》
ピュリニー・モンラッシェ村内とサヴィニー・レ・ボーヌ村内の畑より。平均樹齢50年のVV。3450リットルのフードルで発酵後、11ヶ月間熟成。
Bourgogne Cote d'Or Blanc Pascal Clement