《このワインについて》
カリフォルニア産シャルドネの中には、「バターのような風味がする」とワイン名でアピールするものがいくつかあります。名前で中身が分かるという明快さからか、その濃密な風味の飲みごたえゆえか、どれも人気銘柄です。
同じように「バタリー」を謳うワインが、オーストラリアからも登場したのがこちらです。
バターの風味は醸造由来です。アルコール発酵のあと、ワイン中のリンゴ酸を乳酸に変える「マロラクティック発酵」が起こります。バクテリアが活動するその副生成物が、バターを思わせる香り「ジアセチル」です。さらに樽熟成の香り、とりわけアメリカンオーク樽を使った樽香とあわさると、バタースコッチのような甘く香ばしいアロマが生まれます。
このワインからは桃やメロンのようなフルーツの香りとともに、バタースコッチのような食欲を誘う香りを感じます。リーズナブルな価格ながら、口の中でとろけるような味わいを楽しめるでしょう。
《生産者について》
1928年に創業以来、家族経営を続けるデ・ボルトリ社は、メジャーなオーストラリアワインブランドの一つ。ニュー・サウス・ウェールズ州とヴィクトリア州両方にワイナリーを構え、リーズナブルなものからプレミアムワインまで幅広く生産。世界75か国に輸出されています。
その年間生産量は1億本を超えます。
Buttery Chardonnay De Bortoli