《生産者について》
イギリス南西部のドーセット州にあるランガムは2009年設立。ジャスティン・ランガムの父が趣味で営んでいた畑を引き継いだのが始まりです。その品質が上がったのは、2018年に若き醸造家トミー・グリムショー氏が加わってから。栽培・醸造の両面において人の手の介入を最小限にする手法を取り入れました。
例えば果汁の搾汁時、他の生産者は亜硫酸を加えるのが当たり前であるのに、彼らは加えず酸化的なアプローチをとります。ドサージュもかなり控えめなのですが、味わってみるとそうとは思えないほどの口当たりの厚みと深みがあります。
その品質は専門家の評価も高く、ジャンシス・ロビンソン氏は「まさにジャック・セロスをおもわせる」とコメントしています。
既にかなりの完成度ですが、ワイナリーや醸造家の若さを思えばまだまだ発展途上でしょう。これから更に美味しくなっていくのが楽しみです。
《このワインについて》
「コラリアン」と同じ3品種のブレンドですが、こちらはムニエとピノ・ノワールの2つの黒ブドウが大部分を占める構成です。
リンゴや洋ナシ、ほのかに焼き菓子のようなアロマ。チョーク質の土壌を反映したかのような溌溂とした口当たりで、骨格のある味わいがしっかりと続きます。
Langham Culver