《生産者について》
「晩酌ワインはいかに手頃な価格で大きな満足を得るか」
その効率追求に余念のない方は、「ソウマ」を見逃してはいけません。ワイナリーの取り組みのすべてが、高品質で味わい深いワインを、安定して手頃につくることにつながっています。
例えば畑と品種選択。ソウマでブルゴーニュや北イタリアの品種を栽培しているのは、ヤラ・ヴァレーの冷涼な気候がよく似ているから。さらに丘陵地帯であることを活かし、日当たりのいい斜面には熟しにくい品種を植え、逆にピノ・ノワールなどは日当たりの悪い涼しい畑に植えています。また、風味の複雑さを目指して複数のクローンを導入しています。
自然に寄り添ったワインづくりをしていますが、あえて無農薬オーガニックではなく、減農薬農法です。それは急に気温が下がった年にも万全の病害対策をするため。
品種や醸造法、栽培法にこだわるのではなく、それによって出来上がる結果にこだわる。そんな姿勢がうかがえるソウマのワインは、どの銘柄もいつのヴィンテージでも安心して手に取ることができます。
《このワインについて》
シャルドネは世界各地で栽培されているため、様々な地域のものと比較できます。その中でヤラ・ヴァレー産のシャルドネの魅力を挙げるとするなら、「ちょうどいい」ではないでしょうか。
ブルゴーニュに比べれば温暖であるからか、キリっと上品な酸味が主張することもありません。カリフォルニアのソノマ・コーストのように、アルコール14%超えのボリューミーなタイプでもありません。クローンの違いからか、オーストラリアのマーガレット・リヴァーと比べると、そこまで凝縮度が高くありません。
オーク樽熟成した標準的なスタイルながら、やわらかい味わいで主張しすぎない。その程よい感じがこの地域の特徴で、このソウマのシャルドネもまさにそんなスタイルです。
オレンジや白桃、アプリコットのようなフルーツの香りに、控えめにバニラやトーストが香ります。味わいは「バランスがいい」としか言えないもので、ひっかかりのないスムースな口当たり。やさしい酸味で穏やかに消えていきます。
Soumah Chardonnay d’Soumah