《このワインについて》
樽熟成した甲州というのは然程珍しくもないスタイルですが、シャトー・ジュンがつくるこのワインは特別。樽材の種類で比較することができるんです。
樽材として一般的なのはフレンチオークとアメリカンオークですが、稀にアカシア樽も見かけます。タンニンや香り成分など、樽材から抽出される成分が少なく、ワインに与える影響が少な目。木目を通した緩やかな酸化で口当たりを向上させるのを主目的で使われます。
ライトローストだけあり、あまり明確な樽香は感じません。リンゴや柑橘の優しい香りは、少し落ち着いた印象です。口当たりにフレッシュさは控えめで、樽熟成らしいなめらかなもの。上品な余韻につづきます。
同じ甲州樽熟成で、アメリカンオーク樽熟成したものもつくられています。甘く豊かな樽香を持つものと比べてみると面白いでしょう。
《生産者について》
多くのアパレルブランドを展開する『JUN』グループ。そこが1979年に山梨県に創業したのがシャトー・ジュンです。
畑があるのは甲府盆地の中にある甲州市勝沼町。夏は日本有数の暑さであり、季節の寒暖差が非常に大きな地域です。比較的水はけのいい土壌に、カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネといった国際品種、それから甲州を栽培しています。
ヨーロッパ的なクラシックなラベルが特徴の「プレミアムシリーズ」や、歴史的な名画をラベルにあしらった「アートシリーズ」が主なラインナップです。
Chateau Jun Koshu Barrel Aged Acacia Oak