《生産者について》
「都農ワイン」は宮崎県都農町にある第3セクターのワイナリー。その昔、この土地の力を信じた永友百二氏によって梨園が開設されたのが発端でした。その後ブドウ栽培にも挑戦。年間降水量4000mmという、ブドウ栽培地としては世界トップクラスだろう雨の多さにも関わらず、様々な工夫で困難を乗り越えてきました。
現在の形になったのは平成6年から。34haの広大な敷地の中で、現在4.5haにワイン用ブドウが植えられています。
シャルドネ、シラー、マスカット・ベーリーAなどの品種も秀逸。温暖で雨の多い宮崎県産であることが信じられないほど、凝縮感と適度な酸味を備えた上質なワインをつくります。
《このワインについて》
牧内農業生産組合の農場で収穫したシャルドネ。区画番号をつけて管理しており、その中でも特に優良なブドウがとれる6耕区と13耕区のブドウからつくる特別品です。樽発酵、シュール・リーでの樽熟成で仕上げました。
樽熟成に由来するヴァニラのような甘い香り。それに包まれるようにして、リンゴの蜜やバナナ、パイナップルのようなフルーツ香。マロラクティック発酵に由来するだろう、乳製品のニュアンスもあります。はっきりとした味わいが一口目から広がり、ハチミツのような甘い風味もともなうボリューム感のある果実味。余韻の長さにブドウの質の高さを感じます。
世界最大のワインコンクールである、『Decanter World Wine Award 2025』。イギリスのデキャンター誌が主催するコンクールにて、銀賞を受賞しました。決してワイン用ブドウに向いていない地にて、創意工夫でつくるワインが、世界で認められているのです。
Tsuno Wine Shiramizu Unfiltered Chardonnay