《このワインについて》
「モーリー・グルナ」というのはワイン法で保護される伝統的な酒精強化ワイン。Vin Deux Naturel(ヴァン・ドゥー・ナチュレル)と呼ばれるもので、ブドウ果汁の発酵中に蒸留アルコールを添加して発酵を止め糖分を残します。特に甘味が貴重だった時代には、保存性の高い甘口のお酒として親しまれてきました。
モーリー・グルナはグルナッシュ100%でつくる赤の甘口。グルナッシュでつくる通常の赤ワインにもチョコレートに似た風味を感じることがありますが、このモーリー・グルナからはもっとはっきり感じます。乾燥ベリーを練りこんだチョコレートのような濃密なアロマと、アルコールの熱さを感じる濃密な甘味が特徴です。
この風味の通り、チョコレートを使用したデザートとの相性は抜群。チョコレートそのものはもちろん、「ザッハトルテ」のような濃厚なチョコレートケーキや、フォンダンショコラなどとも。通常のワインではデザートの濃厚さに負けてしまいそうなとき、モーリーを思い出すといいでしょう。
《生産者について》
ジャン・マルク・ラファージュ氏は醸造コンサルタントとして働いたのちに、ルーション地方でワイナリーを立ち上げます。コンサルタント時代には、シャブリの最大生産者である「シャブリジェンヌ」で働いており、大規模なワイン生産はお手の物です。奥様のエリアンヌ氏が白ワインとロゼワインの醸造を担当しているそうです。
Maury Grenat Jean Marc Lafage