《このワインについて》
「黒ブドウからつくる白ワイン」を意味する「ブラン・ド・ノワール」は、シャンパーニュとしては一般的。白のスティルワインとしても、ピノ・ノワールなどからは世界各地でつくられています。そういったものは傾向として、黒ブドウの果実のふくよかさを強調したもの。ステンレスタンク醸造が多いです。
このワインのように、マスカット・ベーリーAをつかってしかも樽熟成するというのは非常に珍しいと言えます。
イチゴやアセロラのような、ロゼワインに感じるような香りに加え、樽熟成に由来するヴァニラ香。豊かな果実味が広がり、マスカット・ベーリーAとしては酸味穏やか。アルコールが低めなので軽めの口当たりです。
珍しいもの好きの方におすすめしてあげると、その新感覚に驚くことでしょう。
《生産者について》
日本ワインはその栽培効率の悪さゆえに、輸送費が低くとも輸入ワインに対して決して割安感はありません。特に新設のワイナリーは設立費用の返済があるので、ワインが割高となるのは致し方ありません。
そのうえで「安くて美味しい日本ワインを」と考えるなら、歴史の長い生産者を選ぶべきです。その一つがこの「タケダワイナリー」。前身の「武田食品工場」がスタートしたのは1920年というのですから、100年以上の歴史をもっています。
Takeda Winery Blanc de Noirs Barrel Aged