《赤のスパークリングワインの使いどころ》
スパークリングワインの色としては少数派である赤。イタリアのランブルスコやオーストラリアのスパークリング・シラーズがメジャーですが、それすらどこでも見かけるものではありません。
「飲みたくなるシーンを飲み手が把握していない」というのが原因でしょう。飲んでみれば美味しいが、使いどころがわからないから飲みたい・買いたいとなりにくい。
赤のスパークリングワインは、愛好家としての飲み手の腕が問われるワイン。それゆえ適したシチュエーションで使いこなせれば、多くの賞賛を集められるでしょう。
例えばフードペアリング。少し甘味を残して仕上げられることの多いジューシーな味わいは、タレで食べる焼肉、とりわけ屋外のバーベキューにピッタリ!白やロゼの泡より一層、お肉の美味しさを引き立ててくれます。
ピザやグラタンのようなたっぷりとチーズを使った料理のパーティーシーンにもいいでしょう。繊細な味付けの高級品より、手頃で味の濃いものがより合うはずです。
そんなシーンにこそ、この「小公子」を使った赤のスパークリングは、意外性もあいまって彩りを添えてくれます。
《このワインについて》
国内改良品種である「小公子」は、ヤマブドウ系の交配品種で、非常に濃い色とボディ感が特徴。それを瓶内2次発酵のスパークリングワインにしました。
黒いベリーの香りに様々なスパイス感。口に含めば凝縮度のある甘やかな果実味とほのかな渋味が広がり、細かな泡とともにゆっくりと余韻が続きます。
《生産者について》
1964年から国営の農地開発事業が始まり、安心院町のブドウが収穫できるようになった1971年に「アジムワイン」が誕生しました。かつては外国産原料も用いてワインをつくっていましたが、2006年には安心院町内のブドウのみに変更。大分県を代表するワイナリーとなりました。
Ajimu Sparkling Wine Red