《このワインについて》
ボランジェはピノ・ノワールというブドウを非常に大切にしています。その多様なスタイルを探求する過程で、ワイン職人の新たな解釈を発見すべくつくられるのが、この「PN」シリーズです。
「TX」のような続く頭文字はリリースごとに変わり、今回はトーシエール「Tauxiere」のピノ・ノワールをメインに使っていることを示します。「20」は主体となるヴィンテージですが、ミレジメシャンパンというわけではありません。2008年、2012年といったビッグイヤーを含むリザーブワインが50%以上使われています。
単一畑からつくるミレジメとはまた違います。単なるテロワールとヴィンテージの表現ではありません。主役を決めつつそれを補強するように、醸造家が思い描くピノ・ノワールの姿、その1度限りの表現なのです。
だからこそ唯一無二であり、つい後々まで取っておきたくなります。ワインセラーの中にあるとうれしいコレクターアイテム。お子様のバースデーヴィンテージを記念するワインにもピッタリでしょう。
《生産者について》
ボランジェは1829年創業の、シャンパーニュにおける大手生産者の一つ。本拠地がアイ村であることもあり、ピノ・ノワール比率の高いシャンパンを得意とします。
知名度を高めるのに一役買っているのが、人気アクション映画の「007」シリーズ。1973年の「死ぬのは奴らだ」以降全15作品にわたり、主人公ジェームズ・ボンドが愛飲するシャンパンとして劇中に登場しています。
ワインの特徴として挙げられるのが、創業以来ベースワインを木樽発酵させていること。主流であるステンレスタンクを用いるものと比べ、風味の複雑さとボリューム感を引き出しやすいです。結果としてシャンパンの味わいは、主要シャンパンメゾンのスタンダードクラスの中で比較して、骨格のしっかりとした力強い味わいです。飲みごたえのあるワインが好きで、しかも名前が通っているワインがいいとき、「ボランジェ」はピッタリの選択肢でしょう。
Bollinger PN TX