《生産者について》
仮にワインの販売価格をその評価とするならば、ハウス・オブ・アラスはオーストラリアで最高のスパークリングワイン生産者でしょう。流通が少なく当店未入荷の「E.J.カー・レイト・ディスゴージド」は、3万円を超える価格で取引されます。
ハウス・オブ・アラスがあるのはタスマニア島の北部。かつては「寒すぎてワインづくりには向かない」とされていた冷涼な気候を活かし、スパークリングワインが注目されている産地です。そこで1995年より泡専門のメーカーとして生産をつづけています。
創業より醸造責任者をつとめるエド・カー氏。2024年にはインターナショナルワインチャレンジにて、「スパークリングワインメーカーオブザイヤー」賞を獲得しました。シャンパーニュ以外での受賞は2人目だといいます。
《このワインについて》
ハウス・オブ・アラスで最もリーズナブルな、入口となるワインがこちら。このワインのみ、部分的にヤラ・ヴァレーやアデレード・ヒルズのブドウもつかっています。
味わいとしては、シャンパン好きがほっとするもの。「まるでシャンパン」とは申しませんが、リーズナブルなシャンパンを飲む気持ちで口にして、余計なものも物足りなさも感じません。
ライチや洋ナシ、ヨールグルト。それにわずかにブリオッシュのような香り。きめ細かくクリーミーな泡感は極めて上質で、控えめなドサージュによってキレイに消えていきます。
A by Arras Premium Cuvee NV House of Arras