《生産者について》
南アフリカにおいてピノ・ノワールの栽培面積は、わずか1.4%程度。しかし「美味しいピノ・ノワールの産地といえば?」で南アフリカを挙げる人は、近年急速に増えています。
その立役者と言える人物が、このワイナリー創設者であるピーター・フィンレイソン氏です。
緯度が低く総じて温暖な南アフリカで、冷涼産地に向いたピノ・ノワールを栽培するには、畑を選ぶ必要があります。銘醸地として最も名前が挙がる、ヘメル・アン・アード地区。そのパイオニアであるのが「ハミルトン・ラッセル」というワイナリーです。その初代ワインメーカーがピーター氏なのです。
1989年にあるコンテストで賞を獲得し、副賞としてブルゴーニュに招待されました。そこで「ブシャール・エネ・エ・フィス」のブシャール氏と出会い、その縁で共同ワイナリーを設立する運びとなりました。
この地区の人気ワイナリー「クリスタルム」を運営するのは、彼の息子であるピーター・アラン・フィンレイソン氏です。
【パーカーポイント91+点】
[ワインアドヴォケイト 2025年6月]
夏の干し草とアーモンドの香りが特徴です。ブーケはややニュートラルながら、奥に豊かな果樹園の果実味が感じられます。香りはまだ発展途上で控えめですが、確実に深みを増していくでしょう。カアイマンスガットという畑名は、アフリカーンス語で「ワニの巣窟」を意味する言葉の意訳、あるいは誤読に由来する。
[Monica Larnerの試飲]
Crocodile’sLair Kaaimansgat Chardonnay