《生産者について》
栗東ワイナリーを運営するのは、1874年設立と非常に長い歴史を持つ太田酒造。ブドウ栽培に適した土地として、久邇宮家より譲り受けた広大な土地を開墾しました。琵琶湖をわたる涼やかな風がヨーロッパに似た気候をつくり、欧州系品種の栽培に向いているといいます。
除草剤を使わない減農薬での栽培を実現。欧州系品種や日本での改良品種など幅広く栽培しており、その一つがレッドミルレンニュームです。
《このワインについて》
栗東ワイナリーの特徴の一つとして、自社原料比率が70%と高いことが挙げられます。このワインも2000円台の手頃な価格ながら、自社ブドウ100%。減農薬でつくる良質なブドウだからでしょうか。この価格帯の日本ワインとしては驚くほど余韻が伸びます。
日本ワインは全般に、それほど余韻が長くないものが多いです。甲州などはとくにそうでしょう。5000円以上の高級品だと変わってきますが、低価格帯に力強いものはほぼありません。
その点でこのセミヨンは優秀。樽熟成由来のヴァニラやトーストの香りの奥に、アプリコットのようなフルーツを感じます。味わいも樽熟成によりち密で滑らかなもの。その質感が余韻までしっかりと続いていきます。
Ritto Winery Asagarano Semillon Barrel Aged