《生産者について》
「ガヤ」といえば随分昔から日本にも名前が轟いており、「イタリアワインの帝王」などと称される生産者。
その本拠地はピエモンテ州であり、5世代にわたって徹底した品質管理のもとクラシックなワインづくりが受け継がれています。
フラッグシップワイン、ガヤを代表するワインと位置付けられるのは「バルバレスコ」であり、昔ながらの複数の畑からつくられるワインです。一方でそれよりも高価な単一畑のバローロも何種類かつくります。
その評価は不動のもので、ガンベロ・ロッソ誌において最も多くトレ・ビッキエリ(最高評価)を獲得しているワイナリーとして知られます。
またトスカーナでもブルネッロ・ディ・モンタルチーノをはじめとしたワインをつくっています。
《このワインについて》
アンジェロ・ガヤ氏の実娘と祖母の名前をとって名付けられたワインで、彼が初めて手掛けたシャルドネ100%のワインです。ガヤがつくる白ワインでは最上級であり、エレガントな酸とミネラル感が魅力の長熟タイプ。「イタリアのモンラッシェ」と称えられると聞きます。安直な煽り文句であることは否定できませんが、確かにイタリア中にこれほど高価に取引されるシャルドネもなく、最高峰であることは間違いありません。
《メーカーの公式テイスティングノート》
レモンやグレープフルーツなどの柑橘類の香りに、熟したリンゴや洋梨、ナッツや蜂蜜などのエッセンス。口に含むと凝縮感のある果実味が感じられ、エレガントな酸味がワイン全体の味わいを引き締めています。非常に力強く調和のとれたスタイルで、シャープなミネラル感を纏った長い余韻は飲んだ人に感動を与えるほど。熟成させることによって更に優美なスタイルへと変貌する、素晴らしい白ワインです。
Gaia & Rey Chardonnay Gaja