《生産者について》
ヴァレ・ド・ラ・マルヌとコート・デ・ブランに挟まれたピエリー村。シャンパンづくりの歴史が非常に長いこの地に、ジャン・マルク・セレックのワイナリーがあります。1960年設立の3代目。メゾン・シャンドンで経験を積んで優れた技術を学び実家に戻りました。技術によるアプローチに限界を感じていた彼は、畑での作業を非常に重視。実質的にビオロジックやビオディナミの栽培に移行しています。卵型コンクリートタンクやアンフォラなどの様々な発酵容器を使用していますが、それも土地の個性を引き出すための手段。栽培・醸造すべてにおいて精緻な仕事を実践しているといいます。
「シャンパンが合うべき料理に、完璧に合うシャンパンを造ることを目指しています」そう語る彼のシャンパンは、まずは非常にみずみずしいアロマに驚き、それから柔らかい泡の質感にうっとりします。
《輸入元情報》
ガイエールは西向きの畑で緩やかな丘の中部に位置し、1974年植樹のピノ・ノワールが植わる。良く熟した赤い リンゴの明るいブーケが印象的。口に含むとトーンが高く清涼感があるが、同時に力強さもしっかりと感じられる。
Soliste Pinot Noir Gayeres Jean Marc Seleque