《生産者について》
独特の深みとエレガンスによって、ワイン通を中心に多くのファンを抱えるのがヴィエ・ディ・ロマンス。その名はワイナリーの所在する場所にローマ時代の道があり、それがローマにつづいていたことに由来します。
シャルドネやソーヴィニヨン・ブランといった国際品種のクオリティが素晴らしいほか、マルヴァージア・イストリーナという土着品種も大切にしています。凝縮感と上品な酸味が同居するような味わいで、高い熟成能力を持ちどんどん風味の深みを増していきます。
《このワインについて》
ヴィエ・ディ・ロマンスは樽熟成するタイプとしないタイプのシャルドネをつくっており、こちらは樽熟アリのタイプ。凝縮感・酸味・ミネラル感すべてがしっかり現れたメリハリのある味わいで、圧倒的なスケール感があります。
樽を使っていないチャンパニス・シャルドネと比べてみるのも面白いでしょう。
【パーカーポイント92点】
[ワインアドヴォケイト 2024年8月のレビュー]
バリックで9ヶ月間澱とともに熟成させた2022年のフリウリ・イソンゾ・シャルドネ・ヴィ・ディ・ロマンスは、果実の重みがたっぷりと感じられる寛大な白ワインだ。熟した桃や果樹園の果実のアロマが際立つが、カラスミレやハイビスカスの甘いニュアンスもある。ラベンダーの香ばしいニュアンスもあるが、アルコール度数は14.5%。どちらも2022年の暑い生育期を証明している。66,500本の十分な生産量である。
[Monica Larner氏による試飲 飲み頃予想2024-2030年]
Vie di Romans Chardonnay