《生産者について》
シュナイダー夫妻は1981年にバーデン地方のカイザーシュトゥールでワイングートを設立し、息子アレクサンダーも2002年から参加。6.8haの畑で、シュペートブルグンダーやヴァイスブルグンダーなどを栽培。殺虫剤や化学肥料を使わず、馬の糞を肥料に使用し、自然を重視した栽培を行っています。収穫は手作業で、天然酵母を用いた低温での長い発酵と澱との長期接触によって、フルーティで長期熟成可能な辛口ワインを生産。カイザーシュトゥールの火山性土壌がワインの特徴を引き立て、国内外で高い評価を得ています。
《このワインについて》
単一畑「フロー」のブドウからのワインです。標高250mの高台に位置し、土壌はレス(黄土)です。収穫したブドウは除梗せず全房のまま優しくプレスします。500Lの大型の木樽で15度の低温で12ヶ月かけてゆっくりと発酵させます。そのまま同じ樽で22ヶ月熟成させます。
樽の使い方やミネラル感からブルゴーニュの高級シャルドネを連想させる味わいでこの価格!
ブルゴーニュじゃなくてもいいやんと思わせてくれるワインです。
《テイスティングノート》
口に含むとふくよかで丸みがあり、きれいな酸、熟したブドウの凝縮した果実味、樽の要素が見事に調和しています。
Chardonnay Spatlese Trocken Floh Weingut Reinhold & Cornelia Schneider