《生産者について》
南アフリカで2番目に古い歴史を持つというクローヌ家。ただ歴史が長いだけでなく、多くの新しい技術を取り入れています。1950年台から低温発酵の導入。ブドウの酸味を保ちやすいナイトハーベストも行っています。1991年にスタートした酸化防止剤無添加スパークリングワインの製造は、今でも売れ筋商品となっています。
《このワインについて》
このワインはクローヌ家12代目にあたるマシューのブランド。4年に1回しかつくられないレアなキュヴェで、愛娘の名前をとって「アレキサンドラ」と名付けられました。
《テイスティングノート》
新世界のスパークリングワインの中には、長期熟成によって香りをシャンパンに寄せていくようなものも見られますが、「アレキサンドラ」の目指す方向性は別。
フレッシュなリンゴや柑橘のような、まじりっけのないフルーツの鮮烈なアロマ。シャンパンのような酵母感はあまり感じません。その味づくりの方向性が気持ちいい!シャンパンを追いかけるのではなく「これぞ南アフリカのスパークリングだ」と言いたげな、太陽を感じる明るい味わいを追求しています。
泡はしっかりきめ細かく、ドライで美しい余韻。食前酒やパーティーのスタートにピッタリのスパークリングワインです。また4年に1回しかつくられないこと、3000本程度の生産量ゆえの希少さは、特別な記念日にゆっくりと飲むワインにも最適です。
Mathew Krone Alexandra de la Marque