《生産者について》
クロ・サン・ジャンは100年以上の歴史を持つ生産者で、45haの畑をシャトーヌフ・デュ・パプの非常にいいところに所有しています。しかしながら、その名が知られるようになったのは、2003年以降のこと。天才コンサルタントとして知られる、フィリップ・カンビを招聘してからのことです。歴史ある生産者だけあり、樹齢100年以上のブドウ樹も所有しております。ロバート・パーカーに「地球上でもっとも重要なワインを造り続けている」と大絶賛されて、その人気に火がつきました。
[ワインアドヴォケイト誌 2020年10月の試飲]
2019年のシャトーヌフ・デュ・パプ・ブランは、ブールブーラン、クレレット、グルナッシュ・ブラン、ルーサンヌをほぼ均等に使用した、熟したリッチで少しソフトな感触のワインだ。洋ナシ、パイナップル、メロンの香りが漂い、ミディアムからフルボディの味わいは丸みを帯びていて、完熟した柑橘類(タンジェリン)の香りで締めくくられている。若くて新鮮なうちに楽しめるように、比較的短い飲み頃の期間を設定したが、幅のあるトリュフのような白ワインがお好きな方には、数年後にお楽しみいただけるかもしれない。
[Joe Czerwinskiによる試飲 飲み頃予想2020-2022年]
Chateauneuf du Pape Blanc Clos Saint Jean