《単一畑で表現する”違い”》
マールボロには大規模な生産者が何軒かあり、プライスリーダーとなっています。
マヒは家族経営の生産者として小さくはありませんが、決して大きくない。なのでマーケットの中でいかにして自分の存在感を示すかを考えたのでしょう。マヒの答えは土着酵母で表現する単一畑のワインでした。
マールボロのファレハム・レーン地区にツイン・ヴァレー・ヴィンヤードがあります。シルト、粘土、石が混ざった複雑な土壌は水はけがよくも保水力があり、乾燥からブドウを守ってくれるそうです。この地域では冷涼な畑なのでブドウはゆっくりと成熟し、しっかりとミネラル感が現れます。
《テイスティングノート》
柑橘類からトロピカルフルーツまで、様々なアロマが現れます。口当たりはエレガントながらクリーミーでしっかりとした味の骨格を持ち、長い余韻へと続いていきます。
《生産者について》
マヒは ニュージーランド・マールボロで新たな「醸造技術」を確立したパイオニア的ワイナリー。チリの「エラスリス」をはじめ各地で修業したブライアン・ビックネルが、畑の個性を反映したワインをつくるべく開きました。
栽培にはビオディナミを採用し、天然酵母での発酵でその土地の味わいを表現することを目指しています。
Mahi Twin Valley Chardonnay