《生産者について》
チリ産のスパークリングワインブランドといえば、ウンドラーガかこのバルディビエソ。近年チリ国内のシェアではトップだそうです。
アルベルト・バルディビエソ氏によって1879年に設立されたワイナリーで、今でも家族経営を続けています。チリで最初にシャルドネを植えたワイナリーだそうです。
そのモットーは「卓越したワインへの飽くなき探求」と「多彩で魅力的なワインを生み出す」の2つ。日本では特にスパークリングワインのイメージが強いこのワイナリーですが、赤ワイン・白ワインもたくさんの銘柄をつくっています。
《このワインについて》
1000円台のスパークリングワインはどちらかというとドサージュ、つまりワインの仕上がり糖度が辛口の範囲内で高めのものが多いです。その方が味わいのボリューム感があり、親しみやすさが増し、ブドウ自体の質の低さがごまかせるからでしょう。
なのでこのワインのようにエクストラ・ブリュットのものは割と珍しいもの。さらに18-24か月という長い瓶内熟成を行っているヴィンテージ入りスパークリングとなると、めったにありません。チリの老舗メーカーならではのコストパフォーマンスです。
《テイスティングノート》
フレッシュなライムや青りんごのアロマ。ほんのりと瓶内熟成によるトースト香が広がります。エキストラ・ブリュットのスマートな極辛口で、気分をリフレッシュしてくれる爽やかさです。
Valdivieso Extra Brut